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JAPAN CURLING ASSOCIATION OFFICIAL PAGE

○○○○○○○○○○○○○○○公益社団法人 日本カーリング協会




What is curling  Topics

歴史 施設  競技の種類 用具 等 よくある質問



テレビ中継でご覧になった方は、選手がアイスの上をストーンを握りながら滑っているシーンを覚えていると思います。
なぜあんなにスムースにアイスの上を滑るのかには、靴に秘密があります。

片方の足の裏側が、すべりやすいツルツルの素材でできていて、もう片方の裏側は、ゴムのような素材ですべらないようになっています。

右投げの人は左足にすべるシューズ、左投げの人は右足にすべるシューズを履きます
 
すべるほうの靴底は、テフロンやステンレススチールなど摩擦の少ない材質でできています。すべらないほうの靴底は、氷をしっかりつかむことでき、安全でバランスが保てる軟質なゴムなどの材質です。

■価格
安いものは10000円前後、高価なものは50000円近いものもあります。
買われる場合は、ベテランの選手にアドバイスを受けるといいと思います。



■スクール等でカーリングを体験する場合は、スライダー(写真 左)と呼ばれるものを、スニーカー等に装着します。
■スイープするときは、すべる方の靴にグリッパーと呼ばれるカバーをしてすべらないようにします。(写真 右)






カーリングというと、ストーンの前を掃くようなしぐさを思い浮かべる方が多いと思います。確かに、古くは屋外での競技だったため、ストーンの前のゴミ等を取り除く目的だったこともあり、ほうきのような道具を使って掃くような動作をしていた時代もあります。

しかし、現在のように室内競技になってからは、スイ-プ(掃くような行為)は、ストーンをコントロールすることが主な目的になっています。

スイーピングに用いるデッキブラシのような形状の道具を、ブラシと呼びます。
 柄の部分は、グラスファイバーのような、強くて軽い素材でできています。より軽く扱いやすくするために、最近ではカーボン素材もあります。氷と接触するブラシのヘッドは、ナイロンのような合成繊維のものが主流で豚や馬の毛などで作られている古いタイプのものもあり、この部分で氷面をゴシゴシこすります。
以前はコーンブルームやリンクラットという「ほうき」が使われていました。そのなごりか、現在でもブラシをかける動作は、ブラッシングと呼ばず、スイーピング(はく)と呼ばれています。古くなったり傷ついたりしたブラシは、アイスの表面にゴミを落としてアイスを傷つけることや、ミスショットの原因になりますので注意が必要です。

■スイープの効果
スイープは、ストーンの通過する前のアイスを溶かすことによって、ストーンの距離を伸ばしたり、直進性を高めたり、カールを始めたストーンをより曲げたりといったように、ストーンのコントロールをすることが目的です。
■スイープの効果②
カーリングリンクでは、試合前に氷の上にジョウロのような器具で、水(ぬるま湯)を撒き、氷の上にぺブルと呼ばれる氷の粒を作ります。ストーンはエッジの部分しか氷上のぺブルに触れていないのでスイープすることにより、そのぺブルの表面をわずかに溶かすことで摩擦が少なくなり、ストーンのすべりが良くなってコントロールができることになります。

★40メートルのシートを全力でスイープしますので、スキップ以外の人が1試合でスイープする距離は2000メートル近くになることもあります。

■価格 
7000円~25000円
購入の際はグリップの太さ、重さ等を比較して使いやすいものを選ぶと良いでしょう。





ストーンは個人で所有するものではなく、会場にあるものを使います。
■重さ約20㎏、直径約30㎝のストーンは、花崗岩系の岩石でできています。ストーンの上部には、投げるときに持って回転をかけるためのプラスチック製のハンドルがあります。試合では、例えば赤と黄色のように2色のハンドルのストーンを使い、相手チームと自分のチームを見分けられるようになっています。
 ストーンの裏側は、中心部が少しくぼんでいて、この部分はカップと呼ばれます。カップのまわりのリング状の部分はランニングエッジ(すべる面)、あるいはリム(緑)と呼ばれ、実際に氷の表面と接する部分です。このランニングエッジはストーンが曲がる生命線です。ストーンの側面はストライキングエッジ(当たる面)といって、ストーン同士がぶつかる部分です。






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